2011年02月08日

もなみ9歳の作り方

もなみ9歳は作れない。

ちょっと待て、タイトル詐欺じゃないか!と思う気持ちはよく判るが、まあ最後まで読んでくれ。

プロダクトライフサイクルという考え方がある。
経済用語なので知らない人もいるかも知れないので、簡単に説明すると、ビジネスにおいては、商品は「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」の4つのフェーズに分かれるという考え方だ。
このへんをさらに拡張するとBCGのプロダクトポートフォリオなんかになったりするのだがそれはちょっと脱線しすぎなので置いておいて、このプロダクトライフサイクルはサイト運営にも適用できるのだ。
そこで、VNIサイトを例に、プロダクトライフサイクルを説明しよう。
まず、ちゆ12歳が誕生したのが「導入期」だ。
そして、量産型VNIが増殖した時期が「成長期」。
RO系VNIが大量に誕生した時期が「成熟期」。
現在は「衰退期」しかも末期に近い。
サイトを運営する場合は、こういう「大きな括り」で、自分が「どの期にいるのか」を意識する必要がある。
「導入期」において重要なことは、自分が参入しようとしているサイト形態がどう進化するのか、またどのくらい成長しうるかという嗅覚だ。
この嗅覚がないと、参入してもあっという間に廃れてしまうようなサイト形態を取ってしまうことになる。
「成長期」において重要なことは、他者との差別化だ。
成長期では既に多数のライバルサイトが存在しており、自サイトが埋没しないように他サイトには無い特色を打ち出し、次に来る成熟期での過当競争を生き抜くための準備が必要なのだ。
「成熟期」において重要なことは、維持する力だ。
他サイトとの生存競争で生き残るためには、自らが打ち立てた特色をさらに伸ばし、他の追随を許さないナンバーワンサイトになるしかない。
また、この時期に参入するのは非常に危険だが、どうしても参入するのであれば、まだ誰も手を出していないようなエリアで参入し、オンリーワンを目指すべきだろう。
ただし、その労力があるなら別の導入期や成長期のサイトに力を注いだほうたいいだろう。
「衰退期」において重要なことは、いつ撤退するかのタイミングだ。
衰退期の初期に撤退すれば綺麗に終われるが、タイミングをずるずると伸ばし続ければ、よほどのサイトでない限り閉鎖しても気づかれないような状況になってしまうだろう。
この時期に新規参入したいのであれば、他の成長期の形態と組み合わせる等の工夫を凝らす必要がある。
もなみ9歳の誕生はVNIの歴史における「導入期」から「成長期」にかけてであり、実質的な更新が始まったと言える「ぽぉたる」に移った頃も、末期とはいえまだ「成長期」だった。
そういう時代、温度だったからこそ、もなみ9歳は誕生しえたし、発展しえた。
「衰退期」のしかも末期の現在では、もなみ9歳の当時のスタッフを集めたとしても同じことはできない。
おそらく、まったく別の形のサイトになっただろう。

だから、もう二度と、もなみ9歳は作れないのだ。
posted by もな兄 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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